今回はワシントンD.C.におけるスミソニアン協会が運営する美術館や博物館について紹介していきます。
スミソニアン協会は17の博物館および研究施設などを運営しています。
国立アメリカ歴史博物館
アジア美術館
アーサー・M・サックラー・ギャラリー
フリーア美術館
ハーシュホーン博物館と彫刻の庭
レンリックギャラリー
スミソニアンアメリカン美術館
ナショナル・ポートレート・ギャラリー
国立アフリカ美術館
国立アメリカ・インディアン博物館
アナコスティアコミュニティ博物館
国立アフリカ系アメリカ人歴史博物館
郵便博物館
クーパー・ヒューイット国立デザイン博物館
国立動物園
たくさんの美術館や博物館があります！
詳しくはこちらを見てみてください。
ちなみにナショナル・ギャラリー（National Gallery of Art）はスミソニアン郡の近くにありますが、スミソニアン協会とは別とのことです！知らなかった！
2日間のワシントン観光で私が行ったのは…
この6つになります！
なんと全て無料！すごい！
この中で事前の予約が必要なのは国立航空宇宙博物館のみです。
それ以外は自由に入ることが可能なので実際に行ってみて時間を調整することができます！
私が行った5つの美術館・博物館を簡単に紹介します。
国立自然史博物館
National Museum of Natural History
ナイト・ミュージアム2の舞台にもなった博物館。
開館時間は10：00〜17：30までです（季節によっても変わる可能性あり）。
エントランスは思ったよりもこぢんまりとした印象でした。まずはこちらのアフリカゾウの剥製を見ましょう！
マップを予め確認していくと回りやすいと思います。
ここでぜひ見てほしいものを簡単に紹介していきます。
エントランスから2階に上がるとHope Diamoidがある部屋があります。
ホープダイヤモンド
「呪いのダイヤ」と呼ばれる45.5カラットの大きなダイヤモンド。
台座が360度回るように作られているので人が多くてもしっかりと見えます！
持ち主を次々と不幸にしたとの逸話があるこちらのダイヤ。ルイ16世と王妃マリー・アントワネットもこのダイヤの所有者でした。2億ドルほどするダイヤなのでここまで高価だと所有すること自体が大変ですもんね…。
マリー・アントワネットのイヤリング
こちらも大きなダイアモンドのイヤリングです。
14.25カラットと20.34カラット。
ナポレオンのダイアモンドのネックレス
トータル260カラットのネックレスになります。
こちらの宝石のお部屋には他にも大きくて美しい宝石がたくさんあるのでぜひ見てみてくださいね。
ちなみに私のお気に入りはこちらです♡
Hall Sapphire and Diamond Necklace
そのまま隣のお部屋に行くと宝石になる前の鉱物などがたくさん置いてある部屋があります。鉱物好きな方にはおすすめです！
あまり時間がなかったので私はそのまま1階へ行きました。が、時間があったら2階も周りたかったです…。
Ocean Hall
このように上に鯨がいました！
次にそのまま哺乳類の剥製があるところへ行きました！
Mammals
今にも飛び出してきそうな迫力のある動物たちがたくさん！
展示の仕方もおもしろくて飽きさせない工夫がありました。子どもたちも楽しい（怖いくらい！？）と思います！
自然史博物館はちょうど1時間いました。主に宝石を見て1階の展示を少し回って終わりました。
私が一番見たかったのは美術館なのでそちらに時間を割くために博物館は少しだけの滞在となりました。
ナショナル・ギャラリー
National Gallery of Art
ナショナル・ギャラリーは14時頃から閉館の17時までいましたが、時間は全然足りませんでした！
作品数が多いのと美術館もとても広いです。主となる西館の他に現代美術がある東館もあります。
開館時間は10時〜17時です。
マップはこちらから↓
こちらから作品を見ることが可能が確認できます！
作品の場所も確認できるので来館する前に場所を確認しておくとスムーズです。
こちらは日本語で美術品について説明がされているのでおすすめです！
見るべき作品を簡単におすすめします！
ヨハネス・フェルメール：Johannes Vermeer
まず外せないのはフェルメール作品！
なんと3作品を一度に見ることができます！すごすぎる…！
一番好きな画家はフェルメールと答えるくらいフェルメールが好きです。日本で昔に企画展に行ってからかな？多くの日本人が好きだとは思いますが（笑）。
フェルメールは寡作の画家で37作品ほど。ほとんどの作品はヨーロッパ（オランダ）やアメリカにあります。贋作ではないかと言われている作品も多いので、時が経つとまた変わっていきそうです。
「手紙を書く女：A Lady Writing」
「天秤を持つ女：Woman Holding a Balance」
「赤い帽子の女：Girl with the Red Hat」
実はこちらには「Girl with a Flute」という作品も以前はありました。ただ、近年フェルメールが描いたものではなかったと発表されたこともあり飾られてはいませんでした。
個人的には長年フェルメールだと思われてきた作品なら見たかったなと思いました（笑）。
私が来館した時には3作品ともこちらのお部屋に飾られていました。
West Building, Main Floor — Gallery 50-A（2025年1月時点）
レオナルド・ダ・ヴィンチ：Leonardo da Vinci
「ジネヴラ・デ・ベンチの肖像：Ginevra de’ Benci [obverse]」
有名なレオナルド・ダ・ヴィンチの作品です。
レオナルド・ダ・ヴィンチの作品は16作品と少ないため実際に見れるのは貴重だと思います。1400年代にイタリアにて活躍し、有名な作品としては「モナ・リザ」（ルーブル美術館）や「受胎告知」（ウフィツィ美術館）があります。ちなみに以前に旅行した時にどちらも見たことがあります。当時はそこまで詳しくなかったのですが、今思うと見ることができてよかったです。
レンブラント・ファン・レイン：Rembrandt van Rijn
背の高い帽子と手袋をした紳士の肖像画：Portrait of a Gentleman with a Tall Hat and Gloves
レンブラントも好きです！
レンブラントは1600年代に活躍したオランダの画家になります。
「光の画家」と呼ばれ、特に「夜警」（アムステルダム国立美術館）が有名ですよね。レンブラントは多作の画家なのでアメリカの美術館でもよく見かけます。
クロード・モネ：Claude Monet
「散歩，日傘をさす女：Woman with a Parasol – Madame Monet and Her Son」
「ヴェトイユの画家の庭園：The Artist’s Garden at Vétheuil」
他にもルノワールやゴッホやカセットやドガなどの作品もありますのでぜひ見てください！
そして西館から東館に移動しました！
「ピカソ：Pablo Picasso」
「悲劇 （海辺の貧しい家族）：The Tragedy」
こちらはピカソの青の時代の作品になります。
美術館横の庭園にもアートがありますので散歩のついでにぜひ。
他にも紹介したい作品はありますがひとまずここまで！たくさんの作品を見たので美術館の他の作品についてはまた別の記事で詳しく書きたいと思います。
お土産として気に入った作品のハガキと日本語版の美術館の所蔵名品集を購入しました！
国立航空宇宙博物館
National Air and Space Museum
開館時間は10時〜17時30分です。
あまり飛行機や宇宙に興味がないのですが、人気な博物館なので行くことにしました！ちょうど改装中とのことで通常よりも狭かったです。ただ、あまり時間をかけずに周れたので個人的にはよかったかな。
ホームページはこちら↓
「ライト兄弟のフライヤー：Wright Flyer」
ライト兄弟が作成した飛行機。
昔本で読んだライト兄弟が作った飛行機を実際に見えるなんてびっくり！
アポロ11号の司令船コロンビア：Apollo 11 Command Module Columbia
宇宙食も実際に見れておもしろかった！
飛行機に乗れたりも！
お土産ショップも楽しかったです。NASAの服も買えるよ！
お土産屋さんでは宇宙食のお菓子を買いました〜！意外においしかったです！
アメリカ歴史博物館
The National Museum of American History
せっかくアメリカにいるのでアメリカの歴史を学びたくてこちらに行きました！
エンタメ系中心にはなってしまいましたが、大統領についてや戦争についてなども学ぶことができました。
開館時間は10時〜17時30分です。
ホームページはこちら↓
まずは3階のEntertainment Nationへ。
スター・ウォーズ R2-D2 C3PO
一番見たかったのがこちら！！！映画で見た実際の2人（？）が！！
侍女の物語の衣装
実は映画は観ていないのでが本は読んだことがあったので見れて嬉しかったです。
オズの魔法使い ドロシーの赤い靴
もっと真っ赤なのかと思っていたら、真っ赤というよりキラキラでした。そして意外にヒールも高くて歩きづらそうでずっとこの靴履いて映画撮るの大変そうと思ってしまった。
モハメド・アリのグローブ
プリンスのギター
そのまま同じ3階のTHE FIRSTLADIESとPRESIDENCYに行きました！
ミシェル・オバマ大統領夫人のドレス
リンカーン大統領の帽子
なんとこちら暗殺時に着用していた帽子とのこと！歴史を身近に感じる…。
テディベア
テディの愛称で親しまれるセオドア・ルーズベルト大統領が子ぐまを撃たなかったことから作られたクマ。今日ではテディベアとして親しまれています。
こちらも1時間ほどでさらりと見ました！他にも色々な展示があったので時間があれば見たかった…。
ナショナル・ポートレート・ギャラリー
National Portrait Gallery
こちらはナショナル・ミュージアムに行った後に少しだけ行きました！
日曜日〜木曜日が10：30〜18：00（最終入場17：30）、金曜日〜土曜日が10：30〜21：00（最終入場20：30）となっていて、開館時間が長いので他のところに行った後にも行けます。
ホームページはこちら↓
お目当てはこちらのポートレート！
オバマ大統領のポートレート
歴代の大統領のポートレートが飾ってあります。
時代はもちろん大統領の個性によって絵の雰囲気も全く違うので見ていて興味深かったです。
やはりオバマ大統領のポートレートが鮮やかで目を惹きました！
ジョン・F・ケネディ大統領のポートレート
ケネディ大統領のポートレートも色合いが素敵でした！
スミソニアン・アメリカン美術館
Smithsonian American Art Museum
ちなみにスミソニアン・アメリカン美術館と中で行き来できるので、こちらもちらっと見ました！
ホームページはこちら↓
長くなりましたが以上でスミソニアン郡とナショナル・ギャラリーの紹介を終わります。
他にもアメリカ合衆国ホロコースト博物館も近くにあるようです。
今回の旅行では美術館に時間を割きたかったので他の博物館や美術館はあまり時間を割けれませんでした。また機会があれば他の場所にも行ってみたいです。
