ワシントンD.C.観光

アメリカ旅行

今回はリュレー・キャバーンズ&ワシントンD.C.&フィラデルフィア旅行のワシントンD.C.観光について詳しく書いていきます!

詳しい旅行の日程や道順についてはこちらの記事からどうぞ↓

リュレー・キャバーンズ&ワシントンD.C.&フィラデルフィア観光

ワシントンD.C.について

ワシントンD.C.はアメリカの首都

ただ、アメリカ50州の中には含まれておらず連邦政府直轄になります。

名称はコロンビア特別区

北はメリーランド州東はバージニア州に挟まれており、小さめの都市になっています。

アメリカの首都はニューヨーク、フィラデルフィアと移動していき、最終的にワシントンD.C.が首都になりました。ワシントンは初代大統領のジョージ・ワシントンからとったそうです。

ワシントンD.C.が首都になった経緯は当時の南部州と北部州のお互いの思惑の中、妥協案として出されたのがこの場所だったそう。

元々はポトマック川の南側もワシントンD.C.でしたが、1846年にバージニア州に返還され今の形になりました。ペンタゴンやジョン・F・ケネディ元大統領のお墓があるアーリントン墓地もバージニア州になります。

特殊な立場であるため、1960年代までは大統領選の選挙権も与えられず、現在も連邦議会議員を送ることができないそう。

また、ワシントン州は別にあります。こちらはシアトルが有名ですよね。

私も最初はワシントン州を知らなかったのでワシントンへ旅行に行くと言ったらどちらに行くか聞かれて混乱しました。

ワシントンD.C.の観光

ワシントンD.C.の観光は大きく分けて、

ホワイトハウスや国会議事堂ワシントン記念塔など連邦に関連するもの

スミソニアン協会の博物館

があります。

どういった割合でみていくかで時間配分が異なっていくと思います。

予約が必要なものもありますが、料金は必要がないことが多いため色々観に行きたいですよね!


連邦関連の観光

ホワイトハウス

はずせないのはやっぱりホワイトハウス!

内部のツアーに参加するには自分の地域の議員経由か日本大使館経由からの予約が必要。ただ、日本大使館は手続きしていないので自分の家族や友人がアメリカ国籍でないと難しいと思います。

ただ、年に2回ほどホワイトハウスの庭を見学できるガーデンツアーもあるそうです。

内部を見学することはなかなか難しいため外観のみ見学をしましょう!

ホワイトハウスはラファイエット広場側か南側からの2個所から観ることができます。

こちらがラファイエット広場側

こちらが南側

個人的には北の方が全体を観ることができてよかったです!

南側は結構遠目にしか見えませんでしたが、北側は少し離れたところから全体も見えるし近づいてみることもできました!

また、近くにホワイトハウスのビジターセンターもあるのでこちらでホワイトハウスについて学べたりお土産も買えます!

オシャレなマグカップが売っていて買おうか迷いました…。

ホワイトハウスビジターセンター| ワシントンDC
ホワイトハウスビジターセンターは、インタラクティブな展示、ホワイトハウスの大規模モデル、多数の触覚展示、美術館ギャラリー、一時的な展示エリア、ホワイトハウス歴史協会の小売店を備えた、約1,600平方フィートの博物館規模の訪問者体験です。 。...

スミソニアン協会がある公園付近からは結構遠いので、バスの使用をおすすめします。


国会議事堂

ドーム型の建物が特徴的な国会議事堂。

こちらは時間制のツアーで内部の見学をすることができます。


私たちが1週間前に確認したところ、予定していた日程が土日かつ祝日だったためかどの時間も空きがなく…。

朝に並んで当日券を手に入れることができるという情報もありましたが、手に入れられなかったら嫌だったので日程をズラして平日にしたところ予約することができました。

土日や祝日に行く方は早めの予約をおすすめします!

季節にも依りますが、ツアーの30分〜45分前には到着しておくようにと記載がありました。また、他の方のブログ等でもセキュリティチェックを通って中に入るのに多少時間が必要とのことで、早めに行くことにしました。

8時30分オープンで少し前から並び始めましたが、私たちは5分もかからず中に入ることができました。思っていたよりもスムーズでしたが、もっと並ぶ人数が多くなると時間がかかるかもしれません。

思っていたよりも早めに到着したところ、本来のツアー時間よりも前のツアーに参加させてもらえて結果的によかったです!

また、食べ物や飲み物は禁止。ただ、中に水飲み場があり空のボトルを持ってきて入れている人もいました。

ツアーの流れは

最初の13分の映像を観る

シアターのようなところで映像を観ます。英語ですが字幕もついていたのでおおまかには理解できました。

クリプト

40本の円柱ががある広間になります。初代大統領のジョージワシントンをこちらに埋葬しようとしたそうです。

マグナ・カルタ

原理が合衆国憲法の基礎となった。1976年に独立200周年を記念して英国政府から寄贈されたそう。


ロタンダ

壁には8つの歴史的絵画と天井には「ワシントンの神化」のフレスコ画が描かれています。

とにかく圧巻!!


国立彫像ホール

各50州から2点ずつ彫像が送られてこちらに展示されています。

ぜひ自分の州の彫像を見てみてね!


以上を順に周っていって解散となります。

ツアーは1グループ15〜20人程度。ヘッドフォンを通してガイドさんが英語で話してくれます。

ツアーは英語ですが、日本語パンフレットがあるので分かりやすかったです。事前に調べていくとより理解できると思います。

解散した後は彫像を観たりギフトショップに行ったり展示ホールでより詳しく国会議事堂について学んだりしました!

時間がある方はぜひ展示ホールにてこちらの模型を見てみてください!

裏側には内部の模型もあり、ツアーで見ていたところが模型で分かりやすく理解できるようになっています。


また、入り口近くにある奴隷解放ホールでは自由の像や多くの彫像を見ることができます。 

自由の像

Union Square側からプール越しに見ても素敵!


アメリカ議会図書館

図書館が好きなので議会図書館にも行きました!

こちらも入館料は必要ありませんが、時間予約が必要です。

絶対に行きたかったので前もって予約していきました!

が、当日分もかなり余っていたので当日予約することも可能だと思います。

国会議事堂のツアーの時間も早まったこともあり、こちらも予約の時間より早めに行きましたが入ることができました!

Home | Library of Congress
The world's largest library. View historic photos, maps, books and more. Contact experts for help with research. Plan a ...

こちらのMain Reading Roomに入るためには少し並ぶ必要がありました。一度に入る人数が決まっているようで5分ほど並びました。

また、リュックなどの大きな荷物は棚に預ける必要がありました。鍵や扉がついていないタイプの棚でしたので、一時的でも預けたくない人は大きい荷物は持って行かない方がいいと思います。

こちらの部屋に入る以外は特に制限はありませんでした。

こんなところで勉強してみたい!

2階からMain Reading Roomを見ることもできます!

天井も素敵!!

まるで美術館のよう!


合衆国最高裁判所

荘厳な外観が目を惹きます!

内部の見学もできるようですが今回は外観のみ観ました。

国会議事堂や議会図書館から近いので、そちらに行く人は観に行ってもいいかと思います。


国立公文書館

あまりメジャーな施設ではないかもしれませんが、アメリカ建国に関わる貴重な資料を見ることができます。教科書で習ったものを実際に見えるのでお子さんにもおすすめ!

ただ、国会議事堂周辺からは少し遠いのでバスなどの使用をおすすめします!

入館料は無料。

予約しなくても入れるようだったので、特に予約はせず。セキュリティチェックはありましたがあまり並ばずにすんなり入れました。

1階は資料館になっていてサクッと観たら2階へ。

2階がメインになるため2階だけでもいいと思います!

The National Archives in Washington, DC
The museum wing of the National Archives, the National Archives Museum is the home of the Declaration of Independence, C...

2階に行くと立派な門が!荘厳な空間でした。

アメリカ独立宣言 DECLARATION OF INDEPENDENCE

合衆国憲法 CONSTITUTION OF THE UNITED STATES OF AMERICA

権利章典 BILL OF RIGHTS

1776年7月4日フィラデルフィアにてアメリカ独立宣言が採択。今も独立記念日として祝日になっていますね。

当時はまだ13州ベンジャミン・フランクリン、ジョン・アダムズ、トーマス・ジェファーソンなどが起案したそう。

そして1787年に合衆国憲法1791年に権利章典が規定。

権利章典についてよく知らなかったので調べたところ、言論の自由の保証など国民の人権を守るための条項であるとのこと。

ちなみに第4代大統領であるジェームズ・マディソンは「憲法の父」「権利章典の父」と呼ばれています。

独立宣言、合衆国憲法が採択されたのはペンシルベニア州のフィラデルフィア

今は独立記念館となっており自由の鐘を見ることもできます。ワシントンD.C.の後にフィラデルフィアに行ったため、そちらでフィラデルフィアについては詳しく書きたいと思います!

マグナ・カルタ

1927年に作成されたオリジナル。

こちらのみ1階にあります!


ワシントン記念塔

ジョージ・ワシントン初代大統領を称えて作られた記念塔。

1884年に完成し、1889年にエッフェル塔が完成するまでは世界一高い建物だったそう。

ナショナル・モールの中心にあって遠くからでも存在感があります。

塔への入館は無料ですが予約必須。または当日の朝に並ぶ必要があります。

チケットがそれほど多くないようですぐに売り切れてしまって私は行けず。前日の朝にも追加分が出るためそれをゲットしたかったのですが…。

当日並ぶのは時間的に難しく。残念!

公園を歩きながら外観だけ観ました〜!

前にある細長いリフレクティング・プール越しに撮ると素敵です!


第二次世界大戦記念碑

2004年に完成した記念碑。

中央にあるプールの周りに第二次世界大戦当時の州の名前が刻印されています。

リンカーン記念堂

そのまままっすぐプール沿いに歩いていくとリンカーン記念堂があります。

ナイト・ミュージアム2にもこのリンカーン大統領が登場していましたね!

第16代大統領であるエイブラハム・リンカーンを称える記念堂。1922年に完成

1963年に行われたマーティン・ルーサー・キング牧師の「I Have H Dream」の演説がここで行われたことは有名。

内部は全面真っ白!

なんだか厳かな気持ちになれました。

マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師記念碑

こちらは2011年に完成したキング牧師を称える記念碑。

有色人種の偉人を称える記念碑としては初。

堂々と立つキング牧師がかっこいい。

おわりに

ワシントン記念塔からリンカーン記念塔まではかなり距離があります。

自転車などを使用している人もいましたが、私は歩きで行きました。

結構時間はかかりますが景色はきれいなので散歩にもなって楽しかったです。

ただ思っていたよりも遠かったので移動で時間をとられました…。

公園内を循環するバスもあるようなのでタイミングがあれば使ってみるといいと思います!

ことでワシントンD.C.第一弾は終わりです!

スミソニアン協会の博物館については第二弾で詳しく書きます!

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